全日本ラリー選手権 参戦報告

プジョー 208 R2、全日本ラリー選手権第2 戦で勝利目前にリタイア


〜 208 GTi は健闘、クラス2 位表彰台を獲得 〜


プジョー 208 をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016 年全日本ラリー選手権第2 戦「久万高原ラリーsupported by Sammy」に参戦いたしました。「208 R2」は一時クラス首位を走行したものの、リタイアを喫しています。また、208 GTi はクラス2 位表彰台を獲得しました。


ラリーは愛媛県上浮穴郡久万高原町を起点に、4 月30 日(土)、5 月1 日(日)に開催されました。FIA R2規定の「208 R2」でJN5 クラスに参戦する「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤宏至選手は、初日からトップ争いを展開し、JN5 クラスの2 番手につけます。2 日目に入ると、SS9 でトップの選手がリタイアしたためにクラス首位に浮上。その後も順調にトップを快走していましたが、最終ステージとなるSS13のスタートから4km 地点でマシントラブルが発生してしまい、残念ながらその時点でラリー続行を断念しました。一方、208 GTi をドライブした牟田周平選手は安定したペースで最後まで走り切り、JN5 クラスの2 位表彰台を獲得しています。


プジョー 208 R2 ドライバーのコメント:
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5 クラス リタイア


「デビュー戦の唐津をふまえて、今回はプジョー 208 R2 への手応えをしっかりと感じながら走ることができました。中盤以降は気持ち良くステージを走行し、ラリーをリードすることもできましたが、気温も高く、非常に厳しいコンディションとなったことで、マシンにはかなりの負担があったようです。最終ステージでマシントラブルが発生し、ラリー続行を断念しました。とても残念な結果になりましたが、今回は今シーズン初めて首位を走ることができましたし、ターマックステージで208 R2 の高いポテンシャルを見せることができたと思っています」


全日本ラリー選手権第2 戦「久万高原ラリーsupported by Sammy」 リザルト

クラス/クラス順位 ドライバー/コ・ドライバー 車両 合計タイム
JN5/1位 大倉聡/豊田耕司 トヨタ・ヴィッツGRMN ターボ 2:20:40.2
JN5/2位 牟田周平/加勢直毅 プジョー 208 GTi 2:22:24.3
JN5/3位 大橋逸夫/藤上亘 MINI ジョン・クーパー・ワークス 2:24:31.1
JN5/リタイア 柳澤宏至/中原祥雅 プジョー 208 R2




ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(右)/中原祥雅選手(左)