プジョー 208 R2、全日本ラリー選手権第4戦も勝利を獲得
〜 僅差の逆転劇で2連勝 〜
プジョー 208をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016年全日本ラリー選手権第4 戦「がんばろう!福島MSCCラリー2016」に参戦いたしました。208 R2 は序盤からクラス2番手を走行していましたが、2日目に逆転し首位に浮上、第3戦の若狭ラリーに続く2 連勝を達成しました。今回の優勝により、208 R2 の柳澤宏至選手はJN5 クラスドライバーランキングの首位に浮上しました。
第4 戦はグラベル(未舗装路)で競うラウンドで、福島県東白川郡の棚倉町を中心に6月11日(土)、12日(日)の2日間で開催されました。プジョー208 R2 でJN5 クラス「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤宏至選手は、初日序盤でクラス2番手を競っていましたが、初日終盤には首位を行くライバルとのタイム差を大幅に詰め、2日目の序盤で逆転に成功。その後、首位を巡る攻防は激しさを増しましたが、柳澤選手の208 R2 は僅差でライバルを下して2連勝を挙げました。
プジョー 208 R2 ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5 クラス 優勝
「ラリー序盤はあまり良いタイムが出せていなかったので、デイ1午後から気合いを入れ直しました。正直なところ、20秒という差を逆転するのは厳しいかなと思っていたのですが、なんとか初日のうちに差を詰めることができ、流れを変えることができたと思います。デイ2は最初のSSが勝負だと思っていたので、アタックをかけてさらに詰め、その後逆転することができました。次のSSでトップに立ち、その後はライバルと接戦が続きましたが、後半の得意なステージでライバルを突き放して連勝することができました。今回のラリーでは、限界に近い速度でのセットアップなど、今後のグラベルラリーに向けて良いデータが取れたと思います。次戦のラリー洞爺も、軽快に動く208 R2の良さを活かして、勝利を重ねたいと思います。引き続き、応援をよろしくお願いします」
全日本ラリー選手権第4戦「がんばろう!福島MSCC ラリー2016」 リザルト
クラス/クラス順位 | ドライバー/コ・ドライバー | 車両 | 合計タイム |
JN5/1位 | 柳澤宏至/中原祥雅 | プジョー 208 R2 | 1:08:00.6 |
JN5/2位 | 関根正人/小坂典嵩 | シトロエンDS 3 R3-MAX | 1:08:05.5 |
JN5/3位 | 大倉聡/豊田耕司 | トヨタ・ヴィッツGRMN ターボ | 1:13:44.1 |
リタイア | 大橋逸夫/藤上亘 | MINI ジョン・クーパー・ワークス | ━ |
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(左)/中原祥雅選手(右)
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(右)/中原祥雅選手(左)
プジョー・シトロエン・ジャポンでは、2016 年全日本ラリー選手権参戦を通してプジョーのモータースポーツ活動を盛り上げるとともに、プジョー車全体のさらなる拡販を目指してまいります。