全日本ラリー選手権第5戦 参戦報告

プジョー 208 R2、全日本ラリー選手権第5戦で独走優勝

〜 難しいコンディションのなか、3連勝でシリーズトップを堅持 〜


プジョー 208 をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016年全日本ラリー選手権第5戦「2016 ARK ラリー洞爺 Supported by Sammy」に参戦し、第3戦(福井)、第4戦(福島)に続く3連勝を達成いたしました。この結果、ドライバーの柳澤選手は、JN5 クラスのドライバーランキングで首位の座を維持しています。



第5 戦は北海道有数の観光地・洞爺湖周辺のグラベル路(未舗装路)を舞台に、7月1日(金)〜3日(日)の日程で開催されました。208 R2でJN5クラスを戦う「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤選手はSS1でトップに立つと、激しい雨が降り続く難しいコンディションを抜群のコントロールで切り抜け、首位を守って初日を終えました。晴天となった最終日も2位以下との差を調整しながら、速さと安定感の高さでライバルを引き離し、第3戦から続く連勝記録を3に伸ばしました。



プジョー 208 R2 ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5 クラス 優勝
「序盤でライバルがリタイアするなど、緊張感のある展開となりました。本格的なステージが始まった土曜日は午後から天候が悪化し、滑りやすく非常に難しいコンディションとなりましたが、208 R2を信頼して確実なペースで走ることができたと思います。ラリー最終日はウェットとドライが混じり、簡単にミスをしてしまう路面でしたが、2位以下とは差が開いていたので、緊張感を切らさずに走ることを心がけました。3連勝を達成しましたが、ポイントランキングでは2位と大差があるわけではありません。208 R2のパフォーマンスを活かしつつタイトル獲得を目指し、今後のラリーも大切に走りたいと思います」



全日本ラリー選手権第5戦「2016 ARK ラリー洞爺 Supported by Sammy」 リザルト

クラス/クラス順位 ドライバー/コ・ドライバー 車両 合計タイム
JN5/1位 柳澤宏至/中原祥雅 プジョー 208 R2 57:31:1
JN5/2位 大倉聡/豊田耕司 トヨタ・ヴィッツGRMN ターボ 59:33.3
JN5/3位 ヘイキ・コバライネン/北川紗衣 GT86 CS-R3 1:00:51.2
リタイア 関根正人/小坂典嵩 シトロエンDS 3 R3-MAX
リタイア 大橋逸夫/藤上亘 MINI ジョン・クーパー・ワークス
リタイア 草間一朝/松本優一 プジョー 208 GTi





ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(左)/中原祥雅選手(右)



ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:中原祥雅選手(左)/柳澤宏至選手(右)


プジョーシトロエン・ジャポンでは、2016 年全日本ラリー選手権参戦を通してプジョーモータースポーツ活動を盛り上げるとともに、プジョー車全体のさらなる拡販を目指してまいります。