全日本ラリー選手権第7戦 参戦報告

プジョー 208 R2、全日本ラリー選手権第7 戦で優勝!

〜 シーズン最長の天王山を完勝で飾り、タイトルに王手をかける 〜


プジョー 208 をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016 年全日本ラリー選手権第7 戦「RALLY HOKKAIDO」に参戦しました。208 R2 は総走行距離が230km を超えるシーズン最長のラリーを走り切り、今季4 勝目を果たしました。
この結果、208 R2 の柳澤宏至選手はJN5 クラス・ドライバーランキング首位の座を守り、タイトル決定に王手をかけました。



第7戦は十勝・帯広エリアの高速グラベル(未舗装路)を舞台に、9 月23 日(金)〜25 日(日)の日程で開催されました。
プジョー 208 R2 でJN5 クラスを戦う「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤宏至選手は、雨を含み滑りやすくなった路面でも抜群のスピードを発揮。初日から安定した走りでトップとなり、2 日目も抜群の安定感を見せました。通常のポイントが2 倍となるポイント係数2.0 というラリーで、見事優勝を飾りました。シリーズランキングもトップをキープし、タイトル決定を目前としています。



プジョー 208 R2 ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5 クラス 優勝
「ラリー北海道は非常にタフで、距離も長いラリーです。これだけ多くのマシンがリタイアするなか、しっかりと走り切れたことがまずはうれしいです。そして、それが優勝というかたちで締めくくれたことも大きいですね。後続とはかなり差があったので、しっかりと集中力を切らさず走ることを心がけました。プジョー 208 R2 で高速グラベルステージを走行するのは今回が初めてでしたが、ヨーロッパのイベントで鍛え抜かれてきただけあって、まったく問題ありませんでした。あらためて、マシンの素性の良さを実感しました」



全日本ラリー選手権第7 戦「RALLY HOKKAIDO」 リザルト

クラス/クラス順位 ドライバー/コ・ドライバー 車両 合計タイム
JN5/1位 柳澤宏至/中原祥雅 プジョー 208 R2 1:48:16.9
JN5/2位 大倉聡/豊田耕司 トヨタ・ヴィッツGRMN ターボ 1:52:00.9
JN5/3位 大橋逸夫/藤上亘 MINI ジョン・クーパー・ワークス 2:22:53.8
リタイア 関根正人/小坂典嵩 シトロエンDS3 R3-MAX
リタイア ヘイキ・コバライネン/北川紗衣 GT86 CS-R3




ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(左)/中原祥雅選手(右)




ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(中央左)/中原祥雅選手(中央右)


プジョーシトロエン・ジャポンでは、2016 年全日本ラリー選手権参戦を通してプジョーモータースポーツ活動を盛り上げるとともに、プジョー車全体のさらなる拡販を目指してまいります。