プジョー 208 R2、全日本ラリー選手権第8 戦でチャンピオン確定!
〜 逆転で2 位に浮上し、最終戦を残してJN5 クラス王座を決める 〜
プジョー 208 をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016 年全日本ラリー選手権第8 戦「第44 回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2016 Supported by Sammy」に参戦しました。208 R2 は第6 戦以来となる舗装イベントにおいて、終始安定したペースでステージを走行し、2 位表彰台を獲得。この結果、ドライバーの柳澤宏至選手はJN5 クラスのチャンピオンに輝きました。
第8 戦は世界的な観光地でもある飛騨高山エリアの山岳路を舞台に、10 月15 日(土)〜16 日(日)の日程で開催されました。プジョー 208 R2 でJN5 クラスを戦う「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤選手は、初日を3 番手で終え、2 日目のSS10 で抜群のスピードを披露して2 番手に浮上。その後も危なげなく走り切り、2位表彰台を獲得しました。これにより、柳澤選手は最終戦を待たずにJN5 クラスのチャンピオンを確定しています。これはプジョー車による全日本ラリー選手権初制覇となります。
プジョー 208 R2 ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5 クラス 2 位
「本当にうれしいです。終始緊張感のあるラリーでしたがチャンピオンを決めることができてホッとしています。今回はライバルの選手よりも上の順位でラリーを終えることが重要でした。2 日目にペースアップして2 番手にポジションを上げることができました。長いシーズンは厳しい局面もありましたし、決して楽な戦いではありませんでした。まずはしっかりとサポートしてくれたチームやスポンサーの皆様、サービスやステージで応援してくれたファンの方々に感謝したいです。プジョー 208 R2 はきっちりと攻めれば、それに応えてくれるマシンです。ドライビングも楽しいですし、安定した成績を残せたのは、高い信頼性があったからこそだと思っています」
全日本ラリー選手権第8 戦「M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2016 Supported by Sammy」 リザルト
クラス/クラス順位 | ドライバー/コ・ドライバー | 車両 | 合計タイム |
JN5/1位 | 新井大輝/小坂典嵩 | シトロエンDS3 R3-MAX | 1:06:52.4 |
JN5/2位 | 柳澤宏至/中原祥雅 | プジョー 208 R2 | 1:09:06.8 |
JN5/3位 | 大倉聡/豊田耕司 | トヨタ・ヴィッツGRMN ターボ | 1:09:10.5 |
JN5/4位 | ヘイキ・コバライネン/北川紗衣 | GT86 CS-R3 | 1:09:15.5 |
JN5/5位 | 大橋逸夫/藤上亘 | MINI ジョン・クーパー・ワークス | 1:12:54.9 |
リタイア | 吉澤哲也/井手上達也 | プジョー 208 GTi | ━ |
リタイア | 鷹野健太郎/福田智治 | MINI クーパーS | ━ |
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(左)/中原祥雅選手(右)
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:中原祥雅選手(左)/柳澤宏至選手(右)
プジョー・シトロエン・ジャポンでは、2016 年全日本ラリー選手権参戦を通してプジョーのモータースポーツ活動を盛り上げるとともに、プジョー車全体のさらなる拡販を目指してまいります。