プロスト・プジョーF1の裏話(その1)

1999年のプロストプジョーF1で使用されていた燃料は、TOTAL社が供給するF1用のスペシャル品でした。
当時の燃料への要求性能は、燃費の向上、16000rpmという高回転域への対応でした。
TOTALの燃料は、300もの分子を再構成させ、更に原材料の分子の構成比率も、このレーシングエンジンに合うように特殊な配合比率に組み替えて開発していました。
結果として3〜5%の出力向上を達成したそうです。
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現在のレッドブルレーシングに供給している燃料も、もちろんTOTAL製です。


By ZX