プジョー206WRC

今月号のWRCプラスという雑誌に206WRCが掲載されていましたので、
ここでも紹介したいと思います。
この206WRCは1999年にデビューし、翌年の2000年にはシーズン最多勝を記録し、
メーカー及びドライバーズのタイトルを獲得しました。
この超コンパクトな車体に2Lターボエンジンを搭載した206WRCはその後3年連続
でメーカータイトルを獲得します。

TOTALがプジョーと契約を開始したのは2001年からで、実は、ディーラーでの
推奨オイルは2003年までの3年間はTOTALとESSOの2社になっていました。
(エンジンルーム内のステッカーも2つのブランドがプリントされていました)
2002年は、シルバーの車体に赤白でTOTALのロゴが入っていますが、2001年はESSO
のカラーリングでした。

2003年からは、マルボロがスポンサーに加わり、シルバーの車体が赤になりました。
この206WRCはグロンホルムロバンペラのドライビングで、特にターマック
のコースで強さを発揮していました。
2004年には206WRCから307WRCにベースマシンが変更されます。
また、この年から、ディーラーでの推奨オイルはTOTALだけとなり、
エンジンルーム内のステッカーもTOTALだけがプリントされるようになりました。
今年の初めに、2015年まで契約を延長しましたので、延べ15年間という長い期間を
TOTALはプジョーとともに歩むことになりました。


By ZX