イネオ・ファースト0W30は、高温にさらされるピストンへのオイルの
焼けつくような汚れの付着が極めて少なく、ACEA規格よりも約2倍も
優れた性能を持っています。
ロッカーカバーにおいても、汚れの付着が非常に少なく、新開発の
添加剤の清浄性能の高さを示しています。
また、非常に酸化し難いという特徴があり、これは劣化が進み難いという
ことを示しています。
特に厳しいといわれるACEAのC1, C2規格で定められている酸化防止性能
の約3倍も優れているというベンチテストの結果が出ています。
これにより、ロングドレイン化されている状況下においても、
エンジン保護性能を長期間キープします。
これまで3回に渡り、INEO FIRST 0W30の性能について解説してきました。
Low SAPSオイルは環境性能を高めるために保護性能を犠牲にしているのでは
ないかという疑問をお持ちの方もいらっしゃるようですが、ここに示した
とおり、最新のLow SAPSオイルは潤滑性能も高く、劣化もし難いロング
ドレイン対応という非常に高性能なオイルとなっています。
By ZX