プジョー 208 R2、全日本ラリー選手権第3 戦で初優勝を獲得
〜 208 GTi はクラス4 位でフィニッシュ 〜
プジョー208 をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016 年全日本ラリー選手権第3 戦「若狭ラリー Supported bySammy」に参戦いたしました。208 R2 は序盤からクラストップを快走、一度も首位を譲ることなくクラス優勝を達成しました。また、208 GTi はクラス4 位で完走を果たしました。
ラリーは若狭湾に面する福井県おおい町を起点に、5 月21 日(土)、22 日(日)の2 日間にわたって開催されました。FIA R2 規定の208 R2 でJN5 クラスに参戦する「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤宏至選手は、最初のスペシャルステージ(SS)からクラス首位に立ち、その後も後続との差を広げる圧倒的な速さを披露しました。2日目に入ってもその勢いは衰えず、柳澤選手は最終的にクラス2 番手のライバルを28.1 秒引き離して、全日本選手権でプジョー 208 R2 の初優勝を達成しました。一方、初めて208 GTi のステアリングを握った村田康介選手は、JN5クラス上位に迫るタイムを記録し、4 位で完走を果たしています。
プジョー 208 R2 ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5 クラス 優勝「第2 戦は悔しいリタイアとなってしまったので、今回はなんとか勝ちたいと思っていました。SS1 からタイムを出すことができ、いい流れを最後まで維持できたと思います。マシンにはトラブルもなく、タイヤの摩耗についても問題はありませんでした。ここで大きなポイントを獲れたことは、今後の選手権を戦ううえでも大きな弾みとなります。今回は加勢選手をコ・ドライバーに迎えましたが、コンビネーションには問題もなく、前戦に引き続きプジョー 208 R2 の高いポテンシャルをしっかり見せられたと思います。次の福島戦はグラベル(未舗装路)ラリーです。208 R2 でグラベルを走るのは初めてですので、早めにテストをして、しっかりと準備をして臨みたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」
全日本ラリー選手権第3 戦「若狭ラリー Supported by Sammy」 リザルト
クラス/クラス順位 | ドライバー/コ・ドライバー | 車両 | 合計タイム |
JN5/1位 | 柳澤宏至/加勢直毅 | プジョー 208 R2 | 1:08:48.1 |
JN5/2位 | 関根正人/小坂典嵩 | シトロエンDS 3 R3-MAX | 1:09:16.2 |
JN5/3位 | 大倉聡/豊田耕司 | トヨタ・ヴィッツGRMN ターボ | 1:10:26.2 |
JN5/4位 | 村田康介/平山真理 | プジョー 208 GTi | 1:10:57.7 |
JN5/5位 | 大橋逸夫/藤上亘 | MINI ジョン・クーパー・ワークス | 1:11:11:4 |
JN5/6位 | 眞貝知志/漆戸あゆみ | アバルト500 ラリーR3T | 1:12:51.1 |
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(左)/加勢直毅選手(右)
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(右)/加勢直毅選手(左)
プジョー・シトロエン・ジャポンでは、2016 年全日本ラリー選手権参戦を通してプジョーのモータースポーツ活動を盛り上げるとともに、プジョー車全体のさらなる拡販を目指してまいります。