Super GT 第2戦富士スピードウェイ(PRIUS GT)

4月28日、29日に富士スピードウェイスーパーGT第2戦が開催されました。

TOTALは、aprトヨタ・プリウスGTとアウディ・R8 LMSの2台をテクニカルサポート。
プリウスGT300は、直線の長い富士スピードウェイに合わせて、フロントのカナード
取り外したロードラッグ仕様にし、最高速が伸びるようなセッティングを施して
ポールポジションを狙いましたが、予想以上にホンダCRZの2台が速く、また、FIA GT
車両もコーナリングスピードが昨年よりも速くなっており、予選5番手。

アウディR8は昨年の性能調整が厳し過ぎたこともあり、今年はリストリクターのサイズが
1mm拡大されましたが、それでも同じエンジンを搭載するランボルギーニよりも戦闘力が
低く、大苦戦。

決勝は、プリウスGTのピット作業の時間が短いというメリット(給油時間が短い)を
生かした戦略と、上位陣にタイヤトラブルが発生したこともあり、見事優勝!

この優勝は、ハイブリッドGT車両初の栄冠であり、ホンダCRZよりも先に勝てたことが
何よりも素晴らしいことでした。


また、ドライバーの新田選手は、GT300クラスの勝利数を18に伸ばし、最多優勝記録
を更新することになりました!


今回使用したオイルは、プリウスGTはエンジンオイルがQUARTZ Racing 10W50、ギア
オイルはSynthetic Racing Gear 75W140。
アウディR8はエンジンオイルがQUARTZ Racing 10W60、ギアオイルはプリウスGTと
同じSynthetic Racing Gear 75W140です。
これらオイルはすべて一般市販品です。スーパーGTのレースで実際に使用することで、
その高いパフォーマンスを再確認しています。



By ZX