〜デビュー戦で高いポテンシャルを披露、208 GTi もクラス3 位に〜
プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社がサポートするプジョー 208 をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016 年全日本ラリー選手権開幕戦「ツール・ド・九州2016 in 唐津 Supported by Sammy」に参戦し、デビュー戦で2 位表彰台を獲得しました。また、同クラスに参戦した208 GTi もクラス3 位という成績を残しました。
開幕戦は、佐賀県唐津市を起点に4 月9 日(土)、10 日(日)に開催されました。昨年208 GTi で参戦した「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」は、国内で初めてフランスのプジョー・スポールが開発したFIA R2規定の208 R2を投入し、勝利を目指しました。208 R2 は初日から安定したタイムを記録し、JN5 クラスの2 番手を走行。2 日目は首位を走るライバルに発生したトラブルや、208 R2 の追い上げによって8.7 秒という僅差まで詰め寄り、勝利目前のクラス2 位で初戦を終えました。208 R2 はツイスティなターマックステージでも素晴らしいハンドリング性能を発揮し、マシンの基本性能とバランスの良さをあらためて証明しました。また、同クラスに出場した208 GTi も4 位でフィニッシュしましたが、最終的にライバルの失格によってJN5 クラス3 位に繰り上がり、JN5 クラスの2 位と3 位をプジョー車が占めることとなりました。
プジョー 208 R2 ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム) JN5 クラス2 位(総合14 位)
「ライバルのトラブルや後続の追い上げもありましたが、なんとか逃げ切って2 位を獲得できました。初戦ということを考えれば、本当に素晴らしい結果です。208 R2 に慣れる必要がありましたが、開幕戦を無事に走り切ったことで、あらためてポテンシャルの高さを実感しています。プジョー・スポールという経験豊富なファクトリーで開発されたマシンですし、今後セッティングを煮詰めることで、さらに速くなると確信しています」
全日本ラリー選手権第1 戦 「ツール・ド・九州2016 in 唐津 Supported by Sammy」 リザルト
クラス/クラス順位 | ドライバー/コ・ドライバー | 車両 | 合計タイム |
JN5/1 位 | 眞貝知志/安藤裕一 | アバルト500 ラリーR3T | 1:02:21.4 |
JN5/2 位 | 柳澤宏至/中原祥雅 | プジョー 208 R2 | 1:02:30.1 |
JN5/3 位 | 牟田周平/加勢直毅 | プジョー 208 GTi | 1:03:04.0 |
JN5/4 位 | 大倉聡/豊田耕司 | トヨタ・ヴィッツGRMNターボ | 1:03:13.4 |
JN5/5 位 | 大橋逸夫/藤上亘 | MINI ジョン・クーパー・ワークス | 1:04:32.3 |
ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム:柳澤宏至選手(右)/中原祥雅選手(左)
プジョー・シトロエン・ジャポンでは、2016 年全日本ラリー選手権参戦を通してプジョーのモータースポーツ活動を盛り上げるとともに、プジョー車全体のさらなる拡販を目指してまいります。
Press contacts
http://www.peugeot.co.jp
トタルは、テクニカルパートナーとしてレースをサポートしていきます。
使用オイル : 208 R2 – Quartz INEO FIRST 0W30(クォーツ イネオ ファースト)、Transmission Axle 8 80W90(トランスミッション アクスル 8)
208 GTI – Quartz 9000 10W50(クォーツ9000)、Transmission Axle8 80W90(トランスミッション アクスル 8)